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日本国際ポスター美術館(2)(岐阜新聞コラム「素描」#5)

「ムーランルージュ」で有名なロートレックはたくさんの女優・俳優のポスターを描き花の都パリの街角を飾りました。日本国際ポスター美術館では、彼の「ディヴァン・ジャポネ」という名作を所蔵しています。(当時の本物です!)
ポスターを通して世界中のポスター作家と交流をしており、彼らは時には来館してくれます。
95年スイスの巨匠ニクラウス・トロクスラーさんは東京での展覧会のついでに来館されました。大垣のレストランで食事をしました。大好きなジャズを聞きながら仕事をするとか、マチスが好きだといっていました。懸命に日本の文化への理解を示し、トイレにスリッパを脱いで入ろうとしたのが微笑ましかったです。
ウラジミール・チャイカさん(ロシア)は、アーチスト・イン・レジデンスとして美濃市に3ヵ月滞在した折、来館してくれました。和紙を使った障子のような構造の凧にとても刺激されたそうです。真っ赤なTシャツにスキンヘッドで怖そうに見えて実はとてもやさしい日本通です。
ペペさん(キューバ)は大きなビデオカメラを抱えていたのが印象的で一緒にお千代保稲荷にお参りに行きました。
カリーナ・ランクさん(スウェーデン)は94年に国際招待ポスター展に作品を招待以来「日本に行ったらぜひ大垣を訪問したい」とずっと思っていたそうです。昨年4月東京と京都の観光の前に来館。桜の咲く水門川沿いをドライブしました。お国で乗っている車はホンダだそうです。
「ポスター」のもつ縁はすごいです。共通の夢があるから遠い国の人たちと交流ができます。

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